鈴木太郎の興譲館

横浜市 コロナ対策 予算審議 第3次補正予算 総額169億円

2020-09-02

横浜市新型コロナウイルス対策会議

8月24日に開催された横浜市新型コロナウイルス対策本部会議では、横浜市のこれまでの感染状況について報告がありました。8月23日までの累積陽性患者数は1,835人であり、そのうち1,381人が退院されており、175人が入院中、70人が宿泊療養中、そして159人が自宅療養中となっています。一方で重症・中等症用の病床として500床、また軽症・無症状者の宿泊療養施設として旧市民病院に200床を確保しています。この間PCR検査実施者総数は8月16日時点で31,440人と拡大しており、直近のPCR検査陽性率は4.9%となっています。

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上記3点グラフ 2020年8月27日時点 横浜市Webサイトより

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/topics/corona-data.html


市内経済への影響

市内経済への影響は甚大で、6月に実施された横浜市景況・経営動向調査によると4~6月期の自社業況BSIはマイナス64.0で前期比36.8ポイント低下と調査開始以来最大のマイナス幅となっています。雇用情勢も悪化しており、市内有効求人倍率は6か月連続で低下し6月には0.99倍となりました。1倍を下回ったのは平成27年6月以来5年ぶりのことです。観光MICE分野への影響は大きく、市内主要ホテルの平均稼働率は、過去5年間の月平均稼働率が80.9%のところ、今年の4月は26.6%、5月は20.9%、6月は36.9%と低迷しています。


3つの柱の補正予算

こうした状況を鑑み、横浜市会では5月の第1次補正予算、6月の第2次補正予算に加えて9月3日から始まる令和2年第3回定例会において第3次補正予算案を審議します。これまでと同様に、「市民と医療を守る」「横浜経済と市民生活を守る」「新たな日常に取り組む」の3つの柱で総額169億円の補正予算案となりました。


9月補正の3つの柱  くらし・経済対策補正として  総額169億円補正予算

①  市民と医療を守る    22事業   47億4.400万円

♦引き続き重症・中等症患者を受け入れる病院をサポートし病床を確保します。

♦旧市民病院で軽症者等を受け入れる体制を今年度末まで継続します。

♦感染症等コールセンターについても年間を通じて運営するために必要な予算を計上します。

♦保護者が新型コロナウイルス感染症で入院し、保護者不在となった児童を一時的に旧市民病院保育棟で受け入れます。

♦市民や医療機関からの相談対応、クラスター予防、宿泊療養施設の患者受入などの保健所機能を強化するために看護職を増員します。

♦医療機関、学校、保育所、市役所等におけるマスク、消毒液など対策備品を購入します。

② 横浜経済と市民生活を守る    34事業  92億4,200万円

♦市内中小企業が取り組む「新しい生活様式」に対応する経費(備品購入、内装工事等)の支援を追加で4,000件実施します。(6月補正と合計で10,000件)

♦中小企業には上限30万円(9/10補助)、個人事業主には上限15万円(9/10補助)補助。

♦M I C E開催を促進するためのM I C E主催者への支援(会場費、ハイブリッド会場開催費、感染症予防対策費等)を上限1,000万円(2/3補助)で行います。

♦解雇、雇い止め、内定取り消しなどにより職を失った方等を対象に市独自の緊急雇用を行います。(想定雇用創出数 426名)

♦生産活動収入が減収している障害者就労継続支援事業所に対して、生産活動の再起に向けて必要となる費用(設備維持費等)を助成します。(上限50万円)

♦市立学校において修学旅行等を中止した場合のキャンセル料に対する支援、及実施する場合の安全実施に向けた支援(看護師の随行費用等)を行います。

③ 新たな日常に取り組む     10事業  28億9,800万円

♦地域ケアプラザ等でのオンラインによる各種講座、会議、相談等実施のためのI C T環境整備を補します。(上限10万円/1カ所)

♦ I C T技術を活用した自治会町内会の新しい活動を支援します。

 

これらの施策を展開することで、ウィズ・コロナの時代にあっても持続可能な市民生活を維持できるように努めてまいります。

(興譲館 vol.88)

 

デジケン(地方議員によるデジタル・タウン研究会)を発足

2020-08-26

3Dで社会課題の解決を目指す

これまで「かながわオープンデータ推進地方議員研究会」として神奈川県内各地域からオープンデータの活用をすすめていくために神奈川県議会をはじめ県内各自治体議員が超党派で集い研鑽を積んで参りました。平成最後の統一地方選挙を経て令和の時代を迎えた今こそ、同研究会を発展的に解散し新たなスタートを切ることを決断いたしました。
そこで、新たな組織として、「デジケン(地方議員によるデジタル・タウン研究会)」を創設することにいたしました。これまで神奈川県を中心に活動して参りましたが、新組織では、地域の枠を超えて全国から仲間を募り、つながりを拡げていきます。また、オープンデータにとどまらず、デジタル、データ、デザインの3Dをキーワードに、我々が直面する社会課題にテクノロジーを活用して解決することを目指します。
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設立総会・記念セミナーを開催
令和2年7月14日にデジケンの設立総会ならびに記念セミナーを開催しました。新型コロナウイルスの影響を鑑み、会場での参加は最小限にとどめ、多くの方にオンラインで参加していただきました。総会では鈴木太郎が初代会長に選任され正式に研究会が発足しました。すでに61名の方が会員登録を済ませて仲間に加わっていただいております。

総会に続いて開催されたセミナーでは、「介護×ICTから見える未来」と題して、株式会社ウェルモ執行役員の木村亮太様による記念講演の後、関係者によるパネル・ディスカッションへと移りました。株式会社ウェルモではクラウドを活用した介護情報の見える化を手掛けており、コンビニの4倍あるといわれる介護事業所の中から利用者にとって最適な事業所を見つけるサポートを行っています。さらに、今ではケアマネジャーがケアプランを作成する際にAI(人工知能)を活用して利用者にとって最適なケアプランが作れるよう支援するサービスを進めています。AIを活用したケアプラン作成支援は、先ごろ閣議決定した骨太の方針にも明記されるなど今後の活用が期待される分野であり、ウェルモはフロントランナーとして厚生労働省老健局の調査事業に採択され横浜市で実証事業を実施しました。セミナーでは、実証事業の結果も踏まえてパネラーによる議論が展開されました。

 

仲間を募集中
デジケンは、全国から超党派の地方議員を中心に仲間を募っていますが、一般の方、国会議員や首長、議員経験者などどなたでも仲間に加わることができます(年会費も無料)。大切なことは、身近なところでテクノロジーを活用して未来を切り開いていこうという志です。我こそはという方は、この機会にお申し込みください。

デジケン入会申込はこちらのリンクからどうぞ。
https://forms.gle/L9mNdGvshKNP9akJ6

(興譲館 VOL.87-2)

チャンスを創るトークサロンを開催「コロナのこと 豪雨のこと」

2020-08-26

政治家の活動も新しい生活様式へ

令和2年7月22日「チャンスを創るトークサロン」と題して戸塚区総合庁舎多目的スペースにおいて市政報告会を開催しました。かつてはこの会場で約250名の方々にお集まりいただいて対話の機会を設けておりましたが、いわゆる3密を避けるためにはそのような形での開催はままなりません。そこで、同じ内容で3回に分けて開催し、1回の参加人数として40名を限度にして席と席の間隔を十分確保してソーシャル・ディスタンスを保ちました。参加申込をされた方には予め検温してお越しいただくようお願いし、受付ではアルコール消毒ジェルを用意しました。私たち政治家の活動も「新しい生活様式」に移行していかなければなりません。

 

接触確認アプリCOCOAを紹介

当日は、横浜市における直近の感染状況や医療提供体制について情報共有をはかりました。また、新型コロナウイルスについて一般的な疑問はどこに聞けばいいのか、あるいは発熱して、もしかすると感染したかもしれないとなった際にどうすればよいかなどを整理してお伝えしました。目に見えないウイルスの脅威に対応していく手段の一つとして厚生労働省が作った接触確認アプリ(COCOA)についても紹介いたしました。

また、来場者の皆様とのコミュニケーションとして、用意したQRコードを映し出し、それぞれのスマートフォンで読み取っていただき簡単なアンケートを実施し、その場で結果を共有する取組も行いました。これによって、来場者の約61%の方がすでにCOCOAをインストールしており、また、約58%の方がかかりつけ医をお持ちだということがわかりました。リアルでもオンラインでもICTを活用したコミュニケーションに工夫を凝らしていきたいと考えています。

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戸塚駅周辺の浸水対策

後半は、先の豪雨によって氾濫した球磨川流域の被害状況に関連して、戸塚区の自民党議員が連携して取り組んでいる戸塚駅周辺の浸水対策について紹介しました。このエリアは横浜市内でも浸水被害のリスクが高いエリアです。短期的には、マンホールから雨水が噴出しないように圧密蓋に取り換えています。また、中長期的には、雨水が流れる下水管を付け替えて雨水が1か所に集中しないようにしますし、大容量の雨水幹線を整備し大雨時にいったん貯め置くことができるようにします。さらに下流の金井遊水地の近くに第二遊水地を整備する計画も当初より前倒しして進めています。これらを進めるには県、市の力だけでは及びませんので国による財政的な支援が欠かせません。戸塚区の自民党議員が国、県、市で一体となって対策を進めています。

 

球磨川「ひとくまねっと」への支援

球磨川流域では、さかい学代議士が予てより懇意にしている地域まちづくり団体の「ひとくまねっと」代表の本田節さんが自ら被災したにもかかわらず、地域の方々への支援を開始しています。拠点であるレストランが水浸しになったところをいち早く片付けて使えるようにし、被災した方々へキッチンカーで食事を届けています。こうした活動への支援として募金へのご協力を来場者の皆様にお願いしいたところ、163,081円のご協力をいただきました。このお金はさかい学代議士に託し、現地での支援活動に活用していただきます。ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

開催には何かと制約の多かったものの、非常に有意義なトークサロンとなりました。引き続き、こうした取組に注力してまいります。

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(興譲館 VOL.87-1)

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